2026-01

お金と制度

老後を意識した瞬間と、投資という現実的な希望

次女の進学が決まった日。イベントとしては、間違いなく“喜び”だった。それなのに、なぜか心がざわついた。ただ一つ、救いだったのは、NISAには間に合っていたことだ。特に新NISAには、初めから参加できていた。49歳目前で感じていた、あの小さな...
お金と制度

46歳、Excelで見えた「お金が残らない未来」

ある時期から、お小遣いの日がまちまちになり始めた。やはり、決まった日に入ってきてくれないと困る。「最近、お小遣い遅くない?」「あ~……うん。ごめん。」家計は妻に任せていた。というより、ほぼ全投げだった。今思えば、この頃から何かが少しずつズレ...
お金と制度

順調に見えた30〜40代と、見落としていた落とし穴

30歳での転職は、自分にとって「挑戦」ではなく、さらに安定を積み上げる選択だった。役職として経営に関わり、年俸は650万円前後。次女の誕生。新しい生活。安定した収入。育児もがんばった。でも正直に言えば、良くも悪くも、遊びまくって、仕事しまく...
人生設計・考え方

遅れてきた船出

インパクトが来る前に動く方法はあるのか結論から言うと、インパクトを完全に避ける方法は、たぶんない。人は、「困っていない状態」で未来のために動けるほど、合理的にはできていない。安定は、常に「今を肯定する理由」を供給してくる。行動の燃料になるの...
お金と制度

結婚と住宅購入が、人生のキャッシュフローを変えた

同棲を始め、結婚を意識するようになった頃。窓から見える空き地で、大きな工事が始まった。夜勤明けの疲れた週末。工事の騒音が、確実に睡眠を妨げ始めた。文句を言うつもりはなかった。ただ、何を作っているのかだけは確認しておこう。そう思って入ったのが...
人生設計・考え方

安定は「強い」んじゃない。「重い」

安定はなぜ「強い」と感じるのか?安定が強く見えるのは、それが人を押し返す力を持っているからだ。新しいことを始めようとすると、今の生活を壊すかもしれない家族に影響が出るかもしれない収入が下がるかもしれないこうした「リスクの声」を、一斉にこちら...
お金と制度

余裕があったはずの20代で、なぜお金は回らなくなったのか

初めての就職先は、脳神経外科だった。当時は、就職先を選びたい放題の時代でもあった。私は最初の3年間は、とにかくがむしゃらに働きたいと思っていた。忙しいけれど、その分報酬も見合う環境を選んだ。予想通り、仕事はかなりハードだった。2日近く眠れな...
人生設計・考え方

人生が止まる瞬間は、だいたい同じ形をしている「安定・収入・家族」が揃った時に起きる思考停止

当時は、安定を望んでいた。そして実際に、収入も安定していた。多少の怪我や病気はあったが、大事には至らず、家族みな揃って、今日を迎えられている。心配はなかった。今思えば、時間はあった。きっとあの頃は、その「心地の良い安定」を噛みしめていたのだ...
お金と制度

最初の「お金の設計図」との出会い

就職して間もなく、同期から連絡があった。医療系の流れで紹介された、ソニー生命のFP(ファイナンシャルプランナー)さんの話だった。ソニー生命だし、同期の紹介だし、まあ一度会ってみるか、というくらいの軽い気持ちだった。当時入っていた保険といえば...
お金と制度

人生の設計図を書き直すとき、お金の話から逃げられなかった

正直、お金の話なんて他人に口出しされたくない。儲け話ならまだしも、収入や家計の話は簡単にできるものじゃない。役職もあって、少なからず見栄もあった。でも、私立高校、私立大学。現実は、余裕なんて簡単に持てるものじゃなかった。(当時の状況)その月...