正直、お金の話なんて他人に口出しされたくない。
儲け話ならまだしも、
収入や家計の話は簡単にできるものじゃない。
役職もあって、少なからず見栄もあった。
でも、私立高校、私立大学。
現実は、余裕なんて簡単に持てるものじゃなかった。
(当時の状況)
その月の収支を考えるので精一杯。
出ていくお金が多すぎて、
先のことまで考える余裕はなかった。
老後資金について考え始めたのは、
娘たちの進路に目途が立った頃。
50歳が、すぐそこに見え始めた時だった。
(老後という言葉が来た瞬間)
それまで老後なんて意識していなかった。
でも、卒業と就職を目前にして、
急にその言葉が現実として現れた。
まったく準備していなかったわけじゃない。
でも、十分かと言われれば、正直足りない。
親が比較的余裕のある生活をしている分、
心のどこかで安心していた自分がいたのも事実。
(自分なりの設計図)
50歳で退職した今、
自分の中には10年の計画がある。
最初の5年は準備。
調べて、学んで、必要な資格を取る。
残りの5年で、少しずつ動き出す。
引退後にやりたいことが、ちゃんとある。
(投資との距離感)
20代から入っていた運用型の保険。
土台としてのNISA。
NISAについては、
「もう少し早く始めていれば」と今でも思う。
たった2〜3年。
それだけで、見える景色はまったく違った。
それでも、これからも主力の投資先として
しっかり頑張ってもらうつもりだ。
FXや金取引で、
高い授業料を払った経験もある。
今となっては、あれも必要な経験だったと思っている。
(なぜこの話を書くのか)
この話を、
お酒の席で仲間にしたことがある。
すると返ってきたのは、
「その話、面白い」
「もっと聞きたい」
「いろいろ教えてほしい」
正直、少し意外だった。
みんな、考えていないわけじゃない。
でも、言葉にする場所がないだけなのかもしれない。
だったら、
自分の経験なら伝えられることはある。
そう思って、
ここに書くことにした。
(締め)
人生の設計図を書き直すとき、
お金の話から逃げることはできなかった。
正解を書くつもりはない。
ただ、考えたことと選んだ理由を残していく。
未完成。だから進む。
また明日、進もう。
次に読む:最初の「お金の設計図」との出会い

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